こんにちは。
亀岡市せがわ鍼灸接骨院の瀨川です。
今朝は梅雨の中休みで太陽が出ているので気持ちがいいですね。皆さんも今の内に日光をいっぱい浴びるようにしてください。
さて、今日は亀岡市せがわ鍼灸接骨院でも多い坐骨神経痛についてお話していきます。
目次
坐骨神経痛とは何ですか?
名前ぐらい聞いたことあるかもしれませんがお尻から太ももを通って足の方まで起こる痺れや痛みの事で坐骨神経痛になった人しかなかなかこの辛さは伝わりにくいです。そもそも坐骨神経痛は病名ではなく腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、梨状筋症候群などによって引き起される症状が坐骨神経痛になります。
坐骨神経痛の発生機序
1・腰椎椎間板ヘルニア
一度は名前を聞いたことがあると思いますが30代~40代の働き盛りに多い疾患です。背骨の骨と骨の間にある椎間板は中心部にゼリー状の髄核がありその周りを線維輪が覆っているのですが長年の椎間板にかかる負担や老化により線維輪が壊れて中からゼリー状の髄核がでてそれが神経を触る事により痺れや痛みが出てきます。
2・脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症は高齢者に多いのが特徴です。背骨には脊髄を通すトンネルがありその中を脊髄が通り周りを脊柱管が保護の為に覆っている。脊柱管狭窄症は骨自体の変形や腰椎すべり症により脊柱管が狭くなる、骨と骨をつなぐ靭帯が肥厚し脊柱管を圧迫するなどの何らかの要因により脊柱管が圧迫されることにより片側もしくは両側に坐骨神経の症状が出ます。脊柱管狭窄症の特徴は歩いていると足の方まで痛みが出て歩けなくなりますが立ち止まって休憩したりしゃがんだりすると痛みが消える特徴があります。
3・梨状筋症候群
股関節を動かす筋肉で仙骨から大腿骨にかけて伸びているお尻周りの筋肉の事ですぐ近くを坐骨神経が通っている為に梨状筋が硬くなると坐骨神経が締め付けられ足の方まで痺れや痛みが出ます。腰椎椎間板ヘルニアと似た症状が出ますが梨状筋症候群の場合股関節が内側に向くような動作をすると梨状筋が緊張し神経を圧迫して痛みや痺れが出るので鑑別方法の一つとなります。
自宅で簡単にできる坐骨神経痛改善ストレッチ
1・坐骨神経が通る太ももの裏を伸ばす
タオルを使った太ももの裏側のハムストリングスを伸ばすストレッチで片脚は曲げた状態でもう一方の足裏にタオルをひっかけて手前に引いてきます。呼吸は普段通りにしていただき少し痛みを感じるところで10秒間止めます。反対も同じようにしてください。
2・坐骨神経が通るお尻周りの筋肉を伸ばす
一方の脚を曲げもう一方の脚をクロスさせるように曲げた方の膝に乗せ両手で曲げた方の脚を引きます。そうするとクロスさせた方のお尻の筋肉が伸びますので普通に呼吸しながら10秒間伸ばし同じように反対も伸ばします。
まとめ
坐骨神経痛の症状が出ているということは腰椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、梨状筋症候群などなにかしらになっている可能性がありますのでお尻から足にかけての痺れや痛みがある場合は放置せずに必ず一度診てもらうようにしましょう。
亀岡市せがわ鍼灸接骨院では坐骨神経痛治療を専門にしておりますので今までどこに行っても治らなかった方、長年悩まされている方、早く何とかしたい方は当院にご来院ください。
ラインでもご予約ご相談を承っておりますので登録お願い致します。