亀岡市、せがわ鍼灸接骨院の瀨川です。
梅雨が明けましたね。
皆さん熱中症には気をつけて下さいね。
今日も引き続き坐骨神経痛についてやっていきます。
坐骨神経痛は個人によって感じ方が様々なので判断基準は難しいと言えます。
痛みを感じる度合いも、歩こうとすると激痛が走るものから/歩くことはできるが常にお尻に鈍い痛みを感じたり足先まで痺れ感が走っているような状況が続くものもあり、腰だけではなく痛みが背中の方までくることもあります。
坐骨神経痛になられた方は、口々にこう言われます。
「この辛さは坐骨神経痛になった人しかわからない。」
それほど坐骨神経痛は、一生で最も辛い経験の1つでもあるのです。
私も数年前にヘルニアから坐骨神経痛がでて本当に大変でした。
それまでも腰痛はありましたが坐骨神経痛がでてからは動くと痛いし夜寝ていると痛みですぐ起きてしまうの繰り返しで精神的にもかなり参っていました。
私の場合、かなり坐骨神経痛が強く出ていたので動き始めに必ず足先までくる強烈な痛みと電流が走るような感覚に悩まされもう治らないんじゃないかといった不安がいつもありましたが治療とセルフケアをする事により今では全く症状は出ていません。
治療、体幹トレーニング、ストレッチの3つは今の私になくてはならないものになっています。
ここに、坐骨神経痛になられた方々の「痛みの度合い・痛い部位」を元に、作られた統計表があります。
万が一、この項目で該当するものが多々あるようなら、坐骨神経痛を発症している懸念があります。
1.お尻から足にかけて、激しい苦しみを感じた事がある。
2.数年前から、背中に電気が走ったような苦しみを感じる。
3.常時便秘に悩まされている。
4.長期間、腰部に苦痛を感じたり歩けなくなるほど、苦痛を感じる事もある。
5.重い物を持ち上げようと前傾姿勢になると、腰だけでなくお尻に苦しみを感じる。
6.長時間立っていたり座っていたりすると、腰が痛くて動けなくなる事もある。
7.長時間歩くと、腰だけでなく背中にも張り感や痛みを感じる。
8.咳・くしゃみをすると、腰から背中にかけて激痛が走る。
9.睡眠中、腰から背中にかけて突然痛みが起こり、動けなくなる事もある。
10.朝、起床した時も腰から背中にかけての痛さが治まらない。
11.1日が終わるころには足の方まで痛くなり動けなくなる。
上述の1〜11は初期〜中期にかけての症状です。
重度の坐骨神経痛を患うと
足を引きずるような姿勢で歩いたり痛みのある方の血行が悪くなり、冷たくなったりします。
また坐骨神経痛による苦痛が長期間続くと、お尻の筋肉が委縮するような重篤な症状を引き起こす時もあります。
上記に記した坐骨神経痛の判断基準はあくまでも一部分ですが11項目の中5項目、当てはまるような事があれば、早めに受診して下さい。
坐骨神経痛は、ほっておけば治る症状ではないのです。
坐骨神経痛の自己判断基準、ご理解いただけたでしょうか?
亀岡市のせがわ鍼灸接骨院では坐骨神経痛の治療を得意としています。
私も坐骨神経痛を患っていたのでこの痛みの辛さはよくわかります。
この症状は必ず改善できますので我慢するのだけはやめてください。