坐骨神経痛にウォーキングはいい影響があるのか?それとも悪化のきっかけになるのか?
坐骨神経痛で足に痛さやしびれがある方で、良くなるために何かやりたいと思っているならまず思いつく事ではないでしょうか?
坐骨神経痛の方がウォーキングをする事は良い事なのか?それともしてはいけない事なのか?しかもその訳は何か?について紹介します。
坐骨神経痛でウォーキングをしようか迷っている方はぜひ続きを見てください。
その1
目次
- 1 坐骨神経痛にウォーキングは成果ある?
- 2 なぜ、成果的な時と悪化のきっかけになる時があるのか?
- 3 坐骨神経痛でウォーキングをして良い時
- 4 坐骨神経痛でウォーキングをしてはいけない時
- 5 ウォーキングで坐骨神経痛が悪化したら如何にすればいい?
- 6 坐骨神経痛でウォーキングができないならこんなテクニックもあります
- 7 坐骨神経痛でウォーキングをするのは、痛さやしびれがかなり良くなっているなら効果がみられるが坐骨神経の症状が強い時にすると悪化のきっかけになる。
- 8 坐骨神経痛の多くは、神経ではなく固まった筋肉に問題がある事が多いのであるので、筋肉の調子が悪い時にウォーキングをすると悪化する
- 9 坐骨神経痛の苦痛やしびれがウォーキングで悪化した事例は、近くの治療院や病院を受診したり、冷やす事などが良い。
坐骨神経痛にウォーキングは成果ある?
坐骨神経痛になった時に、ウォーキングは影響があるのか?それとも悪化のきっかけになるのか?これは、その時の状況によるというのが正解。
健康な状況であれば、ウォーキング自体は悪い事ではないのです。
ですが、坐骨神経痛の苦しみやしびれが強い時、弱い時などでウォーキングの影響も変わってきます。
苦痛やしびれが強い時にウォーキングはもちろん悪化のきっかけになりますし、かなり良くなっているなら再発阻止ということでは成果があります。
その2
なぜ、成果的な時と悪化のきっかけになる時があるのか?
坐骨神経痛でウォーキングをする事が、効果的な時と悪化する時がありますがなぜ、そうなるのかというと、坐骨神経痛の状態を知れば理解いただけます。
坐骨神経痛の苦痛やしびれは、神経ではなく固まった筋肉にある事が非常に多いです。
つまり、筋肉が固まっていれば痛むし、緩んでいれば痛みも弱くなるんです。
筋肉が固まっているのにウォーキングをすれば痛さも強く出ますし、筋肉が緩んでいる状況でのウォーキングなら全く出ないので運動になるという事です。
その3
坐骨神経痛でウォーキングをして良い時
坐骨神経痛でウォーキングをしても良い時は、坐骨神経痛による足の苦しみやしびれがかなり良くなってからです。
痛みが少ない時ににウォーキングをすると、身体を動かす事で筋肉にとって良い運動になります。
緩んだ筋肉は硬い筋肉とは違い再発防止にもつながりますね。
一番いいタイミングは歩いても、立っていても、座っていてもあまり痛くならない。
そのような時期がきたらウォーキングを開始出来ても良いでしょう。
いきなり頑張りすぎる方がいますが少しづつですからね。
その4
坐骨神経痛でウォーキングをしてはいけない時
ここ大事ですが坐骨神経痛でウォーキングをしてはいけない時は、痛さやしびれが強い時や、苦痛やしびれが良くなりかけた時です。
痛さやしびれが強い時は無論の事、良くなりかけた時にウォーキングをすると悪化につながる見込みが高いでしょう。
早く良くなりたいとの考えからウォーキングでもしたらいいのではと考えるのはよくわかります。
腰痛の種類によってはどんどん歩くことを勧める場合もありますから。
ですが、この場合良くなりかけている段階でウォーキングをするのはまだ早いという事ですね。
その5
ウォーキングで坐骨神経痛が悪化したら如何にすればいい?
坐骨神経痛の方が、ウォーキングをして痛さやしびれが悪化した時の対処法を何個か紹介します。
かなり悪化したなら近くの治療院又は整形外科へ受診して下さい。
受診したその日に、完璧な状態になるという事は難しいですが適切に処置をしないと治りがかなり悪くなります。
じっと痛さを我慢しているより、処置をしたほうが良いですから近隣で構わないので受診してみてください。
安静にしても強く痛むなら冷やす坐骨神経痛の苦痛やしびれが、ウォーキングをした事で強くなり安静時でも強く痛んだりしびれるようなケースは冷やしてください。
痛さやしびれのきっかけは、神経だけではなく炎症がきっかけで起こる事もあります。
安静時でもズキーン、ズキーンと体の中から痛むようなら炎症の確率が高いので氷や、冷却シートのようなもので冷やせばOKです。
氷を使用する時は、冷やす時間に注意しないと凍傷になることもあるので感覚が無くなったら辞めるようにしてください。
普通に歩けるが違和感や少し痛みがある。
このくらいなら、ストレッチを試してみてください。
ウォーキングをした事で、筋肉が疲労して苦しみやしびれがわずか増した確率があります。
ですから、筋肉の疲れを和らげる目的でストレッチをしてみる。
腰やお尻、太ももなどを”軽く”ストレッチすれば十分です。
強くやり過ぎたり、長時間ストレッチするとその刺激で後から苦痛が増す事もありますから注意を払ってください。
その6
坐骨神経痛でウォーキングができないならこんなテクニックもあります
坐骨神経痛が大分良くなり、ウォーキングをやりたい。
でも、歩くとまだわずか症状が出るし、悪化してしまったら心もとない。
そのような方には、トリガーポイントという施術があります。
坐骨神経痛のきっかけは、固まった筋肉にある事が多々あるという事はすでに紹介しました。
トリガー鍼療法は、固まった筋肉を施術する鍼のメソッド。
ですから、坐骨神経痛の痛さやしびれのきっかけが固まった筋肉にあるケースには、かなり効果的です。
坐骨神経痛で、ウォーキングをした方が良いのか迷ってる方は多いと思います。
ウォーキング自体は良い運動だと考えますが、痛みと痺れが強い時はよくありません。
自身で何かやらなければならないといった気持ちはわかります。
ですが、ウォーキングをしたからと言ってすぐに良くなるわけではないという事はお理解いただけいただけるのではないでしょうか。
痛みや坐骨神経痛の症状がが強い時は、安静にし動かない、ドクターから薬を処方されているなら服用する。
ズキズキするなら炎症を抑えるのに冷やす。
そのような事が、第一優先ですね。
大分良くなってきた。今後、再発しないように運動でもしてみよう。
何度も言いますが強く坐骨神経の症状が出てる時は無理にウォーキングをしないでください。
坐骨神経の症状が落ち着いてから開始してくださいね。
何でもそうですがやりすぎ注意です。