特発性大腿骨頭壊死について


こんにちは。

 

亀岡市せがわ鍼灸接骨院の瀨川です。

 

京都では桜も満開になりどこへ行っても人であふれかえっています。

 

花見のシーズンですがくれぐれもお酒の飲み過ぎにはご注意くださいね。

 

昨晩ニュースを見ていると坂口憲二さんのニュースが飛び込んできました。

 

普段はドラマやバラエティーをほとんど見ないので坂口さんが特発性大腿骨頭壊死を患っているとは知りませんでしたがまだまだ若い上に俳優人生も先が長いので治療に専念して元気な姿をファンに見せてほしいです。

 

ところで特発性大腿骨頭壊死って何?と思われてる方が多いので今日のブログはその事について書いていきます。

 

特発性大腿骨頭壊死とは?

国の難病指定となっている疾患で日本全国で1年間に発症する特発性大腿骨頭壊死の人数は2,000~3,000人にのぼります。

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私達の身体は血液循環のお蔭で元気に生活できていますが実は骨の中には元々血流障害を起こしやすい場所が何か所かあり大腿骨頭はその筆頭と言えます。

 

特発性大腿骨頭壊死は血流の低下により血が通わなくなって骨の組織が死んでしまった状態ですが実際は骨の組織が死んでしまっただけでは痛みは出ないんです。

 

この壊死した骨の部分が大きいと体重を支え切れなくなって骨壊死に陥った部分が圧潰されることにより痛みが出てきますので痛みが出るまで数カ月から数年かかる事もあります。

 

運よく骨壊死の範囲が小さく済んだ症例ではずっと痛みが出ない場合もあります。

 

どういう人が大腿骨頭壊死になりやすいか?

なぜ発症するかはまだ解明されていませんが大腿骨頭壊死になる危険因子として一つがアルコールになります。

 

お酒を毎日大量に飲まれる方は全く飲まない方と比べると10倍のぐらいのリスクの差があるとの報告があります。

 

その他、ステロイドの投与量が多いほどリスクが高まるようです。

 

また、全身性エリテマトーデス(SLE)などの膠原病を患っている方や骨髄移植などの免疫抑制剤を使う方、HIV感染されている方、潜函病などでもリスクが高まるとのことです。

 

潜函病(急性減圧症候群)では水深30メートル以上潜って浮上してくるとき血液中に生じた気泡が骨の中の血管に詰まり栄養が行き渡らなくなり骨頭壊死を引き起こす事がありこれまでは漁業関係や海底作業をする方に多いとされていましたが近年ではレジャーダイバーでもかかる事が増えているようです。

 

坂口さんはダイビングもされていたようですのでもしかしたら要因の一つかもしれません。
原因は一つだけではなく、多くの要因が重なり、骨細胞の障害と血流障害とが組み合わさっておきているのではないかと考えられています。

 

自覚症状としては、急に生じる股関節痛が特徴的ですが腰痛、膝部痛、殿部痛などで初発する場合もあり、また、初期の痛みは安静により2~3週で消退することが多いので気付かずに症状が進行してしまう事もあるので問診でアルコール愛飲歴やステロイド大量投与歴のある患者様がこの様な症状を訴えた場合は、ま
ず本症を疑いMRI を撮ることが望ましいです。

 

特発性大腿骨頭壊死は30代から50代の働き盛りに好発しますので思い当たる節がある方は早めに受診するようにしましょう。