おはようございます。
亀岡市せがわ鍼灸接骨院の瀨川です。
皆さん、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症はご存知でしょうか?
もうすでになっている方もいれば知り合いに話を聞いて恐くなっている方もいると思いますが私が思うに患者様と話をしていて手術をしないと治らないとか不治の病と考えてる場合が多いですね。
そもそも整形外科に行って説明受けたのに難しいこと言われご自身の中でかなりやばいんだと追い込んでしまうパターンもあるのでまず考え過ぎはやめてください。
私も数年前にヘルニアになり暫くの間痛みと痺れに悩まされましたが今では何ともありません。
それと同じように皆さんがヘルニアや脊柱管狭窄症で悩んでいても適切に処置していけば保存療法で十分改善の可能性が見込めます。
私の場合かなり痛みと痺れがきつくて病院でMRIを撮り腰椎椎間板ヘルニアと診断されたのですがその時にドクターから痺れが残るかもしれないと言われましたが一年後には最後まで残っていた痺れ感は消えていました。
まあ、そうなるまでにかなりの努力をしたことは言うまでもないのですが何もしなければそれまでなので必ず行動するようにしてくださいね。
しかし、腰椎ヘルニアや脊柱管狭窄症は楽になってもまた痛みが出てきやすいことでも有名ですがそもそも何故再発するのかを知る為にはなぜ、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が起こるのかメカニズムを知る必要があります。
腰椎椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症の悪化の原因
日常生活での姿勢と動作不適切が考えられます。
姿勢とは座っている時の姿勢や立っている時、車に乗っている時その他歩いてるときなどの姿勢になります。
動作とは仕事の動作、家事での動作、運動での動作、重い物を持ち上げる時の動作、立ち上がる動作のような簡単なことでも悪化の原因になります。
そんな事で悪化するのかと思われるかもしれませんが普段の姿勢や動作と言うものは非常に大事なんです。
人の背骨は本来真っすぐではなく横から見るとS字にカーブしています。
上の図を見ていただくとS字になっているのがわかるでしょうか?
このS字カーブなんですが建物で例えると免振構造のような働きで6キロぐらいある頭の重みを支えながらバランスを取る仕組みを担っています。
カーブを利用して重力を分散させることにより骨と骨の間にある椎間板や骨を支える靭帯や筋肉の負担を減らしているのです。
このカーブが崩れたり、側方に弯曲すると、重力の分散がうまくいかず、一部に大きな負荷がかかり結果、肩こり、腰痛などを引き起こします。
全身のバランスが崩れてくると猫背やお腹が前に出るなど、姿勢も崩れてきて余計に負担のかかりやすい身体になります。
椅子に座っているのと立っているのはどちらが負担かかると思いますか?
立っている方が負担かかるように思われるでしょうが実は逆なんです。
座っている姿勢は上半身の重みが腰にのしかかり、ましてや下の図のような座り方しているとS字カーブが崩れて腰への負担が倍になります。
何が悪いかわかるでしょうか?
このように椅子に浅く座ってもたれる姿勢は最も腰痛を招きやすい姿勢になります。
お尻を奥深くに入れて背筋を伸ばすのが理想ですね。
かと言って立ってる時も猫背の姿勢になっていると腰や首周りに大きな負担をかける事になります。
悪い姿勢をずっと続けていると骨と骨の間にある椎間板と言うクッションが痛み破れ中身が飛びだすことによりヘルニアになります。
脊柱管狭窄症も悪い姿勢などを続けると腰椎が変形し神経が通ってる場所が狭くなり圧迫されヘルニアのように神経症状が出ます。
近年は便利な世の中になりましたがそのおかげで急速に姿勢も悪くなっていると言えます。
その代表格がパソコンやケータイの普及です。
パソコンやケータイをずっと眺める事により綺麗な姿勢を保てない人が増えているので近い将来国民総肩凝りや国民総腰痛と言った肩こり・腰痛を持っていない人がいなくなるかもしれません。
亀岡市せがわ鍼灸接骨院では坐骨神経痛、脊柱管狭窄症の原因の説明、治療法、再発防止の日常姿勢改善アドバイス、ストレッチ、食事療法を用いて腰痛のない生活をおくっていただけるよう施術計画を組んでいきます。
痛みで悩む前に亀岡市せがわ鍼灸接骨院までご相談ください。